製図試験のポイント

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一級建築士製図試験では必ずしも美しい図面を描く必要はありません。大切なのは間違いがないことです。製図試験の採点は減点法で行われるので、間違いが多ければ多いほど不利(というか致命的)になります。問題で設定されている建築条件・敷地条件・要求図面をよく理解して、建築条件を満たし、法規制をクリアし、構造上無理のない建築物の図面を、時間内に全て完成させなくてはなりません。まずは図面をひくことに慣れることと、5時間半という時間制限もありますから、この時間をどううまく配分して使うかもポイントです。

問題をじっくり読んで、構造上無理がなくて法規制をクリアしているという意味で正確なエスキースを無駄な時間をかけずに完成させ、あとは一気に作図してしまうのが一番合格に近づく道だと思います。解答用紙(製図用紙)には5mmの方眼が入っていますから、基準線から描くよりは速いです。図面の線が少々荒っぽいとか、こすって汚してしまったとかいうことは無視して、とにかくまずは描き上げることに集中しましょう。最後に点検するときに、時間があれば気がすむまで手を加えればいいことです。(でも大体は、合格レベルの図面を描こうと思ったら時間が余るということはなさそうですが)
例外的に、一見して「完璧!」とわかる図面であれば細部まで厳しくチェックされることなく合格図面に入れてもらえるという話もありますから(採点するのも人間だし)美しい図面が描けるというのも大きな利点ではあると思います。でもそれは相当描ける人に限られた話として、普通の受験者はこつこつ頑張るしかなさそうです。

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