仕事に与える影響

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晴れて一級建築士として免許登録し、名肩書きにも書き込んでもらいました。施主との打ち合わせで設計担当者として名乗って名刺を渡すと、ほぼ100%の確率で珍しそうな、感心したような反応をいただきました。(当時は)まだ若くて人間的厚みのなさそうな女性が、ひとまずの信頼を寄せてもらえる基準になったようです。会社にいる限り建築士資格なんかなくても設計は出来る、という人もいます。まあ確かに独立するとか管理建築士になるとかの必要があるわけでなく、会社組織の中で設計者の一員としてだけ建築に携わっていくなら、敢えて苦労する必要もないではないか、ということらしいです。(こういう考えは男性にしか見られませんでした。女性は、会社は何の保障にもならない、業績低迷などで何か都合が悪くなれば先に切り捨てられるのは女のほうだ、と知っているから、まずは何としても資格を取ろうと思います。)

一級建築士になったからといって会社の扱いが変わることもなく、接客時以外に特に役立つこともありませんでしたが、それなりに自分の中では自信の元になったと思います。本気で頑張れば、何でも出来るのだ、という。それに会社組織に頼っていてもいつ放り出されるかわからないし、そもそも会社の存在し続けることだって確実とは言えない現在、自分にしっかりしたものを持っておくのは大切なことだと思います。

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