一級建築士二次試験までの道

一級建築士二次試験までの道・記事一覧

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ぶっ通し5時間の確保

一次試験では一日2時間の勉強をノルマとしましたが、二次試験ではこれが一日5時間となりました。しかもこの5時間は連続してでないと意味がないです。だって本番の試験では5時間半の時間内に図面を描き上げなくてはならないわけですから。普通に働いて日常生活に必要なことをする時間もとって、残り5時間、一体どうやって確保すればいいのか、これが一番大変な問題でした。とにかく仕事は効率よく、定時内に仕事を片付けてさっさと退社し、必要最低限の日常生活時間以外は全て二次試験の準備に当てるしかありませんでした。まあ最初から5時間ぶっとおしで時間確保しても体力が続くわけではないから、最初は3時間くらいから徐々に慣らして、最終的には(といっても遅くとも9月には)5時間連続ということになるのですが。

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製図試験のポイント

一級建築士製図試験では必ずしも美しい図面を描く必要はありません。大切なのは間違いがないことです。製図試験の採点は減点法で行われるので、間違いが多ければ多いほど不利(というか致命的)になります。問題で設定されている建築条件・敷地条件・要求図面をよく理解して、建築条件を満たし、法規制をクリアし、構造上無理のない建築物の図面を、時間内に全て完成させなくてはなりません。まずは図面をひくことに慣れることと、5時間半という時間制限もありますから、この時間をどううまく配分して使うかもポイントです。

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描く、描く、ひたすら描く

一級建築士二次試験の準備もいきなりエスキースからではなく、まずは図面のトレースから始まります。どの程度までの図面を描ければ合格ラインなのか、実際に描いて覚えるのです。それと実際の図面作成に充てられる時間内で図面を完成させる練習でもあります。だから目標としては3時間以内に図面を完成させるようにします。試験用の図面を作成するのは、慣れないと予想外に時間がかかってしまうので、やはり最初は真似でも描くことがいちばんです。

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直前は体力勝負

一級建築士二次試験準備も後半になると毎日が模擬課題、9月に入った頃は1日1枚の勢いで図面を完成させていきました。ウィークデーは6時頃仕事から上がって7時から9時にかけて食事などの日常生活、10時には課題に取りかかれるようにして、そこから5時間、毎日製図板に向かっていました。9月上旬はそれでもまだ、問題文を読んでエスキースを完成させたらお茶など飲んで一休みし、気合いを入れ直して作図に取りかかるようにしていましたが、本番試験では休憩時間はないし、自主的にのんびり一息入れる余裕もないということに気づいてからは、問題文を読むところから図面の完成まで、休憩なしで一気にやるように切り換えました。

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受験当日と合格発表日

一級建築士二次試験の受験当日、最後のひと頑張りと会場へ向かいます。平行定規よりは軽いとはいえ、製図板を持ち歩くのも結構重いのですが、それもこれで最後。会場は一次試験と同じ工業高校ですが、夏の盛りよりは過ごしやすい状況です。トイレもどうせ行く時間はないからあってもなくても同じだし。ただ、高校の教室の机は製図板を載せるといっぱいになってしまって、製図用具の置き場がないのは困ります。私はラッキーなことに窓際の席だったので、窓の下枠内に色々並べて置かせていただきました。5時間半、全力で頑張ってもう思い残すこともなく、心静かに帰宅、人事を尽くして天命を待ちます。そしてようやく会社と講習会以外の所にも出かけて、買い物だのおしゃべりだのもできるようになりました。

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